オフィス移転につて
【オフィス移転マニュアル】
『狭くなった』『拠点を変更』『営業拠点の増加』のなどいろんな諸事情により移転をする場合、段取り良くスムーズに完了したいものです。移転をお考えの際、このマニュアルをご参考にしていただければと思います。
ステップ@ 解約手続き/条件設定
□ 解約予告の確認
現在使用中の賃貸借契約書をご確認いただき、解約予告期間をチェック(6ヶ月前が一般的)。その際、保証金・償却・現状回復等の条件を確認しておく。
□ 移転計画の立案
いつまでに移転を完了させるか(引越日)を設定し、逆算で物件探しからスタートしていきます。人数・設備・用途等を箇条書きにし、現在のオフィスを参考に条件設定を行います。
□ エリアの選定
業務効率を考え、エリアを絞り込んでいきます(得意先・開拓エリア・社員の通勤等を考慮)。交通機関の利便性を考えてエリアを決める方が多いようです。
□ 条件(上限)の確定
家賃・管理費・保証金(敷金)・償却・礼金・契約期間・24時間使用可・設備(EV・OAフロア・光ファイバー・看板等)、特に月々のコストになる賃料・管理費は事業計画に合わせ上限を設定します。
ステップA 物件探しのポイント
□ 物件探し
ネット検索はポータルサイト(アットホーム・ホームズ等)が中心です。事業用賃貸物件を取り扱ってる不動産会社が少ないため、店頭での物件探しは非常に時間を費やしてしまいます。
□ 不動産会社の選定
上記ポータルサイトを活用し、希望エリアの中で事業用(オフィス)賃貸物件を多く取り扱っている会社へ問い合わせてみて、対応の良い不動産会社を選ぶことです。
□ 必要な寸法を測る
気になる物件が出てきたら、寸法を計測しておきましょう。建築図面(壁心)と実寸(内法)は違います。気になる事は事前にメモをし、その場で確認すること(必要な設備等)。
※ 電気容量(電灯・動力)・光ファイバー・セキュリティー・使用規定など
□ 候補が出てきたら
候補物件が出てきたら、レイアウト・予算等を計画し契約・引越しまでのスケジュールを計画、調整します。
ステップB 契約・引越しまでの段取り
□ 物件を決める
物件を確定し、担当者と打ち合わせを行います。交渉等を含めまとまったら契約日・入金日の日程を決めます。
※入居審査がありますので、事前に必要書類を準備する事をお勧めします。【必要書類参照】
□ 契約開始日の設定
内装の工事期間と引越日の日程を計画し、契約開始日を設定していきます。
※急ぎの場合を除き、少し余裕をもった日程を組みましょう。
□ 契約時の必要書類
法人契約:会社謄本・法人印鑑証明書・連帯保証人の印鑑証明書・決算書・会社案内など(物件によって異なる場合もあります)。
個人契約:契約者の印鑑証明書・身分証明書・連帯保証人の印鑑証明書など。
※最近は保証会社加入が必須となる物件があります。
□ 内装・引越しは
当社にお任せ下さい。移転に伴う事はお気軽にお問合わせください。提携会社も含め、トータルサポート致します。
ステップC その他注意事項
□ 法人申請中
貸主の承諾が必要ですが、まずは個人契約をし、その後、会社謄本・法人印鑑証明書等を提出して頂きます。(名義変更には手数料が必要となる場合があります)
□ 鍵の複製(コピー)
鍵を受領したが、内装業者の手配等で余計に鍵が必要になることが多いです。受領後鍵の複製(コピー)をお勧めいたします。
□ 契約書の事前確認
契約の時に契約書の内容を100%熟読することは難しいと思います。担当者に事前に確認できるように依頼して下さい。契約当日スムーズに完了できます。
□ 引越し後の不具合
引越し後、設備等に不具合があった場合、仲介業者か管理会社にご連絡ください。
※その他ご質問等ございましたら、お気軽にお問合わせください。【お問合わせ先】 03(3356)1101
以上、簡単ではありますが、ご参考にして下さい。
弊社も数多くオフィスの仲介をさせて頂いております。スムーズに事業のスタートできるようスタッフ一同サポートさせて頂きます。弊社としましては、皆様のオフィス探しをお手伝いさせて頂ければ幸いです。